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鏡餅とは?意味・飾る時期・鏡開きまで、由来とあわせてやさしく解説

公開 2026.05.31 ・ 更新 2026.05.31文:赤べこ餅つき編集部
特集「餅つき文化」餅つきとは?意味・由来とイベントで行う価値をやさしく解説

鏡餅(かがみもち)は、お正月に年神様をお迎えするために飾る、丸い餅を重ねたお供えです。「なぜ鏡というの?」「いつからいつまで飾るの?」「鏡開きはいつ?」——身近なのに意外と知らない疑問を、意味・由来・飾り方・鏡開きまで、焼肉赤べこの餅つき編集部がやさしく解説します。

200字でわかる「鏡餅」

鏡餅とは、正月に年神様をお迎えするために供える、大小2段の丸い餅です。丸い形は円満や魂を表すとされ、古い銅鏡になぞらえて「鏡餅」と呼ばれるようになったと言われます(諸説あり)。一般に12月28日ごろに飾り、松の内が過ぎた1月11日ごろの「鏡開き」で下げて、刃物を使わず手や木槌で割っていただきます。日付や作法には地域差があります。

鏡餅とは(意味)

鏡餅は、お正月にやってくるとされる「年神様(としがみさま)」の依代(よりしろ=神様が宿る場所)として供えるものと考えられてきました。一年の実りと無事を願い、新しい年の幸せを家に迎えるためのお供えです。鏡餅を飾ること自体が、年神様を“おもてなしする”しつらえだったとされます。

なぜ「鏡」なのか — 形に込められた意味

「鏡餅」の名は、丸い形が古い時代の銅鏡(円い鏡)に似ていることに由来するとされます。鏡は神事に用いられる神聖な道具(三種の神器のひとつ)であり、その円い形になぞらえることで、神様にふさわしい特別な供え物としたと語られます。

  • 丸い形:円満・調和、そして魂を表すとも言われます。
  • 大小2段に重ねる:月(陰)と日(陽)を表す、福徳が重なって縁起がよい、円満に年を重ねる——など、さまざまに語られます(諸説あり)。

鏡餅の飾りと各部の意味

鏡餅は、餅だけでなく添えるものひとつひとつに願いが込められています(地域・家庭で異なり、諸説あります)。

飾り

込められた意味(一例)

橙(だいだい)

「代々(だいだい)」家が栄えるよう、子孫繁栄

裏白(うらじろ)

裏が白い葉=清らかさ・潔白、長寿

昆布

「喜ぶ(よろこぶ)」の語呂、めでたさ

串柿(くしがき)

「幸せをかき集める」など縁起担ぎ

四方紅(しほうべに)

四方を紅で囲い、災いを払い繁栄を願う敷紙

三方(さんぼう)

神様への供え物をのせる台

いつ飾る?いつまで飾る?

飾る時期にも、縁起をかつぐ考え方があります(地域・家庭で異なります)。

  • 飾り始め:12月26〜28日ごろが一般的。とくに末広がりの「八」を含む28日が縁起がよいとされます。
  • 避けるとされる日:29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」で神様に失礼にあたる、として避ける考え方があります(諸説)。
  • 飾る期間:年神様がいるとされる「松の内」まで。松の内は地域により1月7日まで/15日までなど差があります。

鏡開きとは

松の内が過ぎると、供えた鏡餅を下げていただきます。これが「鏡開き」です。一般には1月11日に行われることが多い一方、松の内が15日までの地域では1月15日や20日など、日付には地域差があります。

鏡開きでは、餅を刃物で「切る」ことを避け、手や木槌で「割る・開く」のが習わしとされます。「切る」が縁起の悪い言葉を連想させるため、末広がりの「開く」という言葉を使う、と語られます(諸説あり)。年神様が宿った餅をいただくことで、その力を分けてもらい、一年の無事を願う行事とされています。

現代の鏡餅と餅つき

市販の鏡餅も手軽ですが、つきたての本物の餅で鏡餅をしつらえると、正月や新年行事のハレらしさが一段と増します。新年会・施設の季節行事・地域の集まりなどで餅つきを行い、つきたての餅を供える・鏡開きで分け合う——意味を知って行うと、ただの飾りや催しが「年の節目を祝う行事」として活きてきます。

鏡餅が象徴する「ハレの日」の考え方はハレの日とは?を、餅つきの進め方は餅つきイベント完全ガイドをご覧ください。

鏡餅と餅つきのつながり

鏡餅は「年神様に供える特別な餅」、餅つきは「その餅を皆で搗いてつくる行為」です。餅つきの意味や由来を知ると、鏡餅を供える一連の流れがより深く理解できます。くわしくは餅つきとは?もどうぞ。

赤べこ餅つきの実務メモ

私たちは創業50年の焼肉赤べこを母体とする運営チームです。正月や新年の行事では、つきたての餅を供える・鏡開きで分け合うといった“意味のある演出”を大切にしています。衛生管理と提供の段取りに慣れているため、できたての餅を安全においしく楽しんでいただけます。

よくある誤解

  • 「鏡開きは全国一律で1月11日」…地域により1月15日・20日などの差があります。
  • 「鏡餅は包丁で切ってよい」…一般には刃物を避け、手や木槌で割る・開くのが習わしとされます(諸説)。
  • 「いつ飾ってもよい」…29日(二重苦)・31日(一夜飾り)は避けるとする考え方があります。
  • 「橙はただの飾り」…「代々栄える」の語呂など、縁起の意味が込められているとされます。

参照・出典について

本記事は、正月行事や鏡餅・鏡開きに関する一般的な歳時記・民俗の解説をもとにやさしく整理したものです。意味・由来・日付・作法には諸説があり、地域や家庭で習わしが異なります。正確な由緒や地域の作法は、各自治体・神社・博物館・国立国会図書館などの公的資料もあわせてご確認ください。

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この記事を書いた人

赤べこ餅つき編集部

出張餅つきサービス 運営チーム

創業50年の焼肉赤べこ(東京都足立区竹ノ塚)が運営する出張餅つきサービス。企業イベント・自治会・住宅展示場・学校行事など、年間を通じた餅つきイベントの現場運営で培った準備・安全・段取りの知見をもとに記事を編集しています。