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お雑煮とは?由来・地域差(東西の餅と味)と餅との関わりをやさしく解説

公開 2026.05.31 ・ 更新 2026.06.07文:赤べこ餅つき編集部
特集「餅つき文化」餅つきとは?意味・由来とイベントで行う価値をやさしく解説

お正月にいただくお雑煮。実は、餅の形も汁の味も、地域によって驚くほど違います。「なぜ正月にお雑煮を食べるの?」「地域でどう違うの?」——意味・由来から東西の地域差、餅との関わりまで、焼肉赤べこの餅つき編集部がくわしく解説します。

200字でわかる「お雑煮」

お雑煮は、年神様に供えた餅を、その力とともにいただくお正月の料理です。古くは室町期の武家の祝い料理に起源があるとも言われ、ハレの食である餅を煮込んで一年の始まりを祝い、無病息災を願います。餅の形は東日本で角餅・西日本で丸餅、汁は関東ですまし・関西で白味噌、香川ではあん入り餅など、地域差が非常に大きいのが特徴です(諸説・地域差あり)。

お雑煮とは(意味)

お雑煮は、年神様にお供えした餅を下げ、野菜や具材とともに煮ていただく料理です。神様に供えたものを人がいただく「神人共食(しんじんきょうしょく)」の考え方に根ざし、年神様の力を分けてもらい、一年の無事と健康を願う意味があるとされます(→ハレの日とは?の「直会」も参照)。

由来・歴史

お雑煮の起源は、室町時代ごろの武家社会で、祝いの席に出された餅入りの煮物にあるとも言われます。やがて正月料理として庶民にも広まり、各地の産物や食文化と結びついて、地域ごとに多彩なお雑煮が生まれていったとされます(由来には諸説があります)。

なぜ正月にお雑煮を食べるのか

  • 年神様の餅をいただくため:供えた餅に宿るとされる力を分けてもらい、一年の幸運と健康を願う。
  • 餅はハレの食だから:餅はふだん(ケ)には作らない特別な食べ物。新年というハレの日にふさわしい(→餅つきとは?)。
  • 一年の始まりを祝うため:家族そろって同じものを食べ、節目を分かち合う。
年神様から鏡餅のお供え、お雑煮でいただくという神人共食の流れ図
図2:供えた餅を皆でいただく「神人共食」がお雑煮の意味の核

図2:供えた餅を皆でいただく「神人共食」がお雑煮の意味の核

お雑煮の地域差

お雑煮は「日本でいちばん地域差が大きい料理のひとつ」とも言われます。代表的な違いを整理します(あくまで一例で、同じ地域でも家庭により異なります)。

地域(例)

餅の形

汁・味つけ

特徴・具の例

東日本(関東など)

角餅(焼く)

すまし(醤油)

鶏肉・小松菜・なるとなど。江戸を中心に角餅文化

西日本(関西など)

丸餅(煮る)

白味噌

里芋・大根・にんじんなど「角を立てない」丸餅

香川(讃岐)

丸餅

白味噌

あん入りの餅を使う「あん餅雑煮」

出雲・能登など

丸餅

小豆汁

ぜんざいに近い甘い雑煮

新潟・北陸など

角餅

すまし

鮭やいくらなど地の産物を使う家庭も

お雑煮の東西比較図。東日本は角餅・すまし汁、西日本は丸餅・白味噌など地域差を示す
図1:お雑煮は東西で餅の形も汁も大きく異なる(地域差・諸説あり)

図1:お雑煮は東西で餅の形も汁も大きく異なる(地域差・諸説あり)

角餅と丸餅の境目は岐阜県あたりとされ、「焼くか煮るか」「すましか味噌か」も地域でわかれます。旅先や家庭ごとのお雑煮の違いは、日本の食文化の豊かさそのものです。

現代のお雑煮とハレの場づくり

新年会や施設・地域の正月行事で、つきたての餅を使ったお雑煮をふるまうと、できたての美味しさと「神人共食」の縁起をあわせて楽しめます。来場者の地元のお雑煮を話題にすれば、世代・地域を超えた会話も生まれます。

お雑煮と餅つきのつながり

お雑煮の主役は餅です。市販の餅もよいですが、その場でついたつきたての餅のお雑煮は、やわらかさと香りが格別。餅つきイベントのふるまいとしても定番です。鏡開きで下げた鏡餅をお雑煮やお汁粉にしていただく流れも、正月行事の締めくくりにふさわしいものです(→鏡餅とは?)。

赤べこ餅つきの実務メモ

私たちは創業50年の焼肉赤べこを母体とする運営チームです。お雑煮は餅つきイベントのふるまいメニューとしてご提供できます(人数に応じた1人あたり単価で加算)。飲食店ならではの出汁と提供オペレーションで、つきたての餅のお雑煮を温かい状態で安全にお出しします。

よくある誤解

  • 「お雑煮は全国だいたい同じ」…餅の形・汁・具は地域で大きく異なります。
  • 「角餅と丸餅に優劣がある」…どちらも各地の歴史ある形で、優劣はありません(丸餅は「角を立てない」縁起とも)。
  • 「甘い雑煮は邪道」…香川のあん餅雑煮や小豆汁など、甘い雑煮も伝統的な郷土の味です。

参照・出典について

本記事は、正月料理・郷土食に関する一般的な解説をもとにやさしく整理したものです。由来・地域差には諸説があり、同じ地域でも家庭により異なります。正確な内容は、各自治体・農林水産省の和食文化資料・博物館・国立国会図書館などの公的資料もあわせてご確認ください。

つきたての餅・お雑煮のふるまいを

新年会や正月行事で、つきたての餅やお雑煮のふるまいを検討中の方は、餅つきイベント完全ガイドで準備・費用・進行をご確認ください。ふるまいメニューもあわせてご提案します——お問い合わせはこちら

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地域行事、企業イベント、住宅展示場、学校行事など、場に合わせた実施をご提案します。

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この記事を書いた人

赤べこ餅つき編集部

出張餅つきサービス 運営チーム

創業50年の焼肉赤べこ(東京都足立区竹ノ塚)が運営する出張餅つきサービス。企業イベント・自治会・住宅展示場・学校行事など、年間を通じた餅つきイベントの現場運営で培った準備・安全・段取りの知見をもとに記事を編集しています。